| 日 程 | 2025年11月29日(土)-2025年11月30日(日) |
| ルート | 富士山(五合目近辺) |
| メンバー | 先生、ケン、ユキ、ナベタケ、姐、もっち、イナっち、マツタケ、ワタ坊 |
■形態:雪上訓練
■行動記録
天候:晴れ
11/29(土)7:00馬返し–10:00佐藤小屋、設営–11:30訓練開始–15:30訓練終了、帰幕
11/30(日)8:00訓練開始–12:00訓練終了–13:30撤収、下山開始–15:30馬返し(下山)
■山行報告
今年度の雪上訓練担当もっち(池)が報告します。お久しぶりです。

▲まずは歩荷訓練
荷が重すぎるのか、自分がダメすぎるのか。
佐藤小屋までの道はいつも、自分との戦いだ。
言い聞かせて前に進む。
周りに遅れを取っても、昨年までの自分と比べたら進化してるよね、と。

▲五号目が近づくと空も気分も明るくなる
四合目から凍結、そして積雪。
週半ばの低気圧は予想以上の降雪をもたらしたものの、目当ての場所は雪が強風で吹き飛ばされ、厚みはない。カリカリならまだしも、柔らかく不適…。

▲訓練適地を求めて
1日目は新人が揃わずベテラン勢多数のため、パーツ練習は飛ばしてスタカットとバイルトレを実施。
オーダーは、ケン&イナっち、ナベタケ&姐、ユキ&もっち。

▲これをもう少し上まで継続したかった

▲一緒に。
一通りこなした後は皆で訓練適地を探すモードになってしまったた
陽も傾き、雲海に影富士が現れるようになると急に冷え込んでくる。

翌日の訓練場所を偵察しながら帰幕し、宴会。
夜行組3名は日付が変わってからテントに到達。お疲れ様!
2日目は新人が揃ったので、先生監督のもと、前日と場所を変えてパーツ訓練。
雪が吹き溜まり、一部はスノーバーを刺せるような積雪もある訓練適地だった。
この訓練適地に着くまでの樹林帯がなかなかのラッセル。進むことだけに集中していたが、ここでキックステップやラッセルの練習も兼ねると効率的だった、と先生のご指導あり。次回は取り入れたい。

▲2日目の訓練開始
歩行、耐風姿勢、滑落停止、スタンディングアックスビレイをみっちり行った。

▲先生のホイッスルで一斉に耐風姿勢!

▲一番綺麗なフォーム!

▲アイゼンつけてもしっかり足上げOK

▲スタンディングアックスビレイは刺さる場所が限られており、支点崩壊も経験
訓練終了、山中湖をバックに記念撮影。

▲ヨカッタ〜!

▲良い場所だったけど、富士山に来た感が薄く、新人の皆さんにはちょっと申し訳なかったかも
帰幕し撤収。
下山しながらビーコン捜索訓練も実施。今年の亀子さん(訓練時の要救助役ビーコン)は雪崩に2回飲み込まれながらも、無事保護された。
ビーコン捜索はドライ環境でも練習できるから、時期的にザイル祭の時にやるのもいいかも(と今思いついた)。

▲亀子さん、絶対見つけるよ!
下山後は富士山が見えるお風呂と、ほうとう。
奇しくも昨年と同じお店だったけど、定番にしてもいいかもね。

▲今年は鴨肉入りを選べた
拙い担当でしたが、皆さまの多大なフォローにより無事終えることができました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
お疲れ様でした!
