| 日 程 | 2025年12月06日(土)-2025年12月07日(日) |
| ルート | 八ヶ岳 阿弥陀岳、横岳 |
| メンバー | 石、伊、綿(記) |
御小屋尾根より阿弥陀岳単独 〜中岳を超えて文三郎尾根より下山 その後メンバーと合流してドライツーリングとアイスクライミング
1日目 バスで茅野駅から美濃戸口へ 10:30頃にバスを降り登山開始。 長い樹林帯を歩く。 富士山の時のような微妙な積雪が続きどこでアイゼンを出すか悩む。 ツルツル滑ったりしてもっと早く出すべきだったと反省。 スピードダウンの原因だ。
荷物が25kgあるせいでなかなかスピードが上がらない。そもそも御小屋尾根から行者小屋までを10:30開始で抜けることが無謀な計画だったことに気づく。 頂上稜線に出る直前の樹林帯でのビバークを決意。 幕営適地を探しながら登る。
頂上稜線まで3分くらいのところで斜めだがギリギリテントをはれそうなスペースを発見。 そこにテントをはりビバークする。 斜めなせいで上手くエアマットに乗れずまた寒い思いをしながら寝袋に入る。 足先が恐らく汗で濡れてるからかとにかく冷える。これが八ヶ岳の夜なのかと洗礼を浴びた気分。
2日目 それでも何となく起きては寝てを繰り返し予定通り3:00に起床。 ご飯を作り片付けなどしていたら出発が5:30頃になってしまった。 何もかもが初めての中八ヶ岳でビバークし夜を越せたことはいい経験になった。 薄暗い中行者小屋を目指し阿弥陀頂上まで続く稜線を歩く。 この稜線歩きが天気にも恵まれ1番気持ちのいい区間だった。 カメラセットだけで4kgありました。
7:00 阿弥陀岳頂上到着
最高の瞬間だった。
この後は今朝の新雪をラッセルしながら稜線を降りて登ってを繰り返し文三郎尾根の分岐まで進んだ。 風が強くて何度も倒れそうになったが必死にバイルを地面に突き刺し風が弱まるのを待った。 この阿弥陀頂上〜文三郎尾根分岐までが1番天気も悪く大変だった。 写真はもちろん何も無い。 行者小屋に行きたい一心で進んだ。
文三郎尾根の途中で石さん伊さんと合流しその後談笑した後まったりトップロープでドライツーリング？とアイスクライミング基礎を教えてもらった。
色々な経験ができて充実しました。 今回の経験を経て多少の軽量化、足先手先の防寒、もっと重い荷物でサクサク動けるフィジカルが必要だと思ったので改善します。 ありがとうございました。