醤油樽の滝・合同アイス(撮影)会

日 程 2025年02月16日(日)-2025年02月16日(日)
ルート 八ヶ岳・河原木場沢 醤油樽の滝
メンバー 福、池、コイケちゃん(暁山岳会)
■形態:アイスクライミング
■行動記録
天候:雪、くもりのち晴れ
桜平下駐車場7:00–8:00醤油樽の滝15:30撤収–16:25桜平下駐車場(下山)
■山行報告
本チャン後はエネルギーが著しく枯渇するので、のんびりアイスがしたい池です。混ぜていただきありがとうございます!
最強寒波襲来の前週と異なり、格段に暖かい零下1℃の八ヶ岳の麓。なのに朝は降雪し軽く積雪していた。聞いてない…と、曇り空同様のどんより気分で美濃戸みたいな林道を進む。

▲途中、練習に良さそうな氷瀑があるアプローチ

▲人気の滝らしいけど、今日は誰も取り付いていない!
リーダーから「リードやる?」と聞かれたけど、さすがに長さにビビってトライできなかった。
既に散々遊ばれた滝なので階段だったけど、ビビりマインド発動時は無理をしない。

▲そうそう、無理しないのが一番だよ〜〜
リードはリーダーが果敢にキメてくれた。安定感の塊でビレイをしていても不安がない。見ていて気持ちがいい。

▲遠い…
リーダーがトップロープを張ってくれたタイミングで後続1パーティが到着。しかしこのパーティは各自1本登って退散していたので、結局我々でほぼ貸切だった。

▲リードから帰還の目線…高っ
醤油樽の滝は、落差40m程でトップロープには50mロープ1本では足りず、連結して使用した。
ビレイでは結び目がすぐに手元に到達するので、ハシゴあたりまで後退しながらのビレイとなった。混んでいたらできないやり方だ。
滝の左側はほんの一部のバーチカル部分を除けば寝ていて登りやすく、右側は凹角っぽく階段状、中央のリッジっぽい所が適度に立って登りごたえがあった。
落ち口手前は積雪で雪壁化していて、油断すると下層は氷なのでヒヤッとすることも。
各自5〜6本登り込み。
コイケちゃんは1本目は自身のやり方で登っていたけど、リーダーがアドバイスした所、2本目以降は別人のようにフォームがきれいに!

▲頑張っているけど苦しそう、しかし…

▲驚きの吸収力!
わたしは今月のアイス講習の成果を遺憾無く発揮!…できず、ふくらはぎパンプ……
腕が疲れなくなったのは進歩している、ということにしよう。

▲そりゃパンプするよ

▲惚れるなよ!

▲おちるなよ!
わたしが簡単な左側ルートを登った時はリーダーのビレイがゆるゆる。要は、リードのつもりでやれ!という意図からだ。
蝸牛の(スパルタ)OJTは、その人に合わせたリーダーの絶妙なさじ加減がポイントだと思う。受ける側は緊張感で毛穴全開レベルだけど。

▲ロープのゆるさよ…
支点作成の講習も実施(写真なし)
【アバラコフ(V字スレッド)】
1回目は失敗。2回目、ペツルのマルチツールの角度を「おにぎり(三角形)」に見立てて進入角度を決めるとうまく開通した。
しかし作成に時間をかけすぎてしまい「職人か?」「遅い!みんな帰っちゃうぞ!」という容赦なきツッコミを浴びる。あまりの的確さに何も言えない。
【スクリューでの懸垂支点作成&回収】
長めスクリューに長めスリング(今回は240cm)を巻き付ければ、懸垂時も安定し、かつ最後までスクリューを回転させて抜き回収できることを確認した。
最後は全員支点まで上がり、繰り出し式懸垂の講習。
わたしは半分忘れていたので良い補講となった。

▲ロープを肩がけして降りるとそれっぽくてイイ
人気滝をほぼ貸切で登り込むことができ、講習もあり充実したアイス(撮影)会となりました。

▲帰路の彩雲 良いことあるかな
楽しかった〜 またよろしくお願いします!