日 程 | 2023年02月23日(木)-2023年02月23日(木) |
ルート | 谷川岳 幽ノ沢左俣三ルンゼ |
メンバー | 鈴木、増子 文:増子 |
気象条件がよさそうだったので、今年初の谷川に行ってきました。
月火に降った雪も水曜にある程度落ち着くだろうし、そこまで気温が上がらない&高曇りと、コンディションもよさそう、で、雪崩リスクが低く、ラッセルになっても比較的早く抜けられるだろうルート、という判断が正解で、無事山頂踏めました。
思い返してみると、2017/3 の1・2中間稜以来、の山頂で、この間4連敗。うち2シーズンは脱臼リハビリ。と、なかなか、遠い道のりだったなぁ、と。
車移動中の1時間睡眠+16時間行動と、へとへとでしたが、ここのところの長時間行動慣れがあったのか、そこまで疲れ切らずに無事下山できて良かったです。ロープたたんでからのラッセルを全て鈴木さんに任せてしまうなど、雪壁への不慣れさが出てしまったのが反省点です。
■コースタイム
02:30 ベースプラザ出発(先行PTとマチガ沢からのスキーのトレースで、快適。
03:50 一ノ倉沢出合(先行PTは幽ノ沢へ。
05:30 一ノ倉尾根上(一番初めのデブリから詰める。デブリが隠れていて、歩きづらいところが多々。
06:30 トラバース開始(手前からトラバースを開始してしまい失敗。第一岩峰直下まで詰めてからのほうが早そう。
08:30 大滝到着(最後までワカンでスネ、ときどき膝ラッセル
09:00 1P目開始 鈴木、50m(スカスカ氷。が、比較的プロテクションは良好。
09:40 1P目フォロー開始
10:50 2P目支点構築 増子、50m(雪壁で、ビレイ支点を作るのに時間がかかってしまう
11:30 3P目 鈴木、80m(雪壁登り。灌木で支点取りつつ、コンテで木まで。ここでロープたたむ)
13:10 一ノ倉尾根合流(ひたすら、蹴りこんでの雪壁登り。
14:00 一ノ倉岳山頂(クラストしていてサクサク。
15:20 オキの耳(ここからはトレースばっちり。西黒尾根下降。結構悪い。
18:30 ベースプラザ帰着
■装備
・クォーク:雪壁なので正解。
・ダート2本爪:この雪の状態だと、平爪のほうが安心だろうけど。
・スクリュー8本:ほとんど効かなかった。やや多かった?
・カム類:使えそうな箇所ナシ。
・ハーケン:使えそうな箇所ナシ。お守りなら。
・イボイノシシ、アイスフック:使う箇所なし。不要。
・スコップ、スノーソー:お守り。