八ヶ岳 大同心北西稜

日 程 2024年03月24日(日)-2024年03月24日(日)
ルート 八ヶ岳 大同心北西稜
メンバー けんさん、福さん

▲大同心から 後ろに小同心と横岳
八ヶ岳山荘(4:30発)〜 赤岳鉱泉(8:00発)〜 北西稜取り付き(11:15離陸)〜 大同心ピーク(15:20到着)〜 赤岳鉱泉(17:00到着)〜 八ヶ岳山荘(19:20下山)
けんさんと福さんで八ヶ岳の大同心北西稜へ、いつもなら寝坊するが今回は眠い目をこすりながら真面目に4:30分に八ヶ岳山荘を出発、いつもながら赤岳鉱泉までが遠い…
大同心沢へ入ると… トレース… が… ない…
当然に大同稜にも…
トレース有る物だと思っていた自分が恥ずかしい…(笑)
他人のトレースなんてアテにしちゃいけないすね…(爆)
と自分に言い聞かせて2人交代でラッセル開始するが膝上まで達して早速時間切れ敗退が頭をよぎる。


▲ラッセル〜ラッセル〜

『行けるところまで!』を合言葉に交代で雪と戯れる、 大同心基部に辿り着いた時には2人とも意気消沈、、、 休憩していると後ろから3人PTが来てラッセルのお礼をもらった。3人PTは小同心クラックに行くとの事、我々も大同心南稜に転進するか迷ったが、『行けるところまで!』の合言葉を胸に15時に撤退、14時に事前判断と決めて登攀開始、 1ピッチ目ピナクル目指してけんさんリード、ピナクル直下は見た目より立っているが快適!

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▲目印の立木から離陸準備


▲1ピッチ目けんさんリードでピナクルと壁の間まで


▲1ピッチ目フォロー

2〜3ピッチ目は北西稜末端を回り込むように歩いてからルンゼを右上して北西稜に登り上がる

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▲ルンゼから正面右のスカイラインが北西稜

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▲3ピッチ目で北西稜上に上がる

4ピッチ目、けんさんリード下部は階段状で快適だが上部の草付きはプロテクションも取れず、手で掴めるホールドも少なくちょっと緊張

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▲4ピッチ目、出だしだけ見ると簡単だが上部の草付きが悪い


▲露出度の高い4ピッチ目後半

5〜6ピッチ目は簡単な岩登りから雪稜歩きで7ピッチ目基部まで、
7ピッチ目、福さんリード、一段上がってクラックの手前でクリップしようとしたら右手のホールドが剥がれドカ落ち…したが、けんさんのナイスビレイで怪我もなくセ〜〜フ! 気お取り直してもう一度リード、クラックに右手でジャミングバチ効きさせて、後はパワー勝負で超えた。


▲7ピッチ目のクラック超えたところ


▲大同心ピークでフォローを迎えて登攀終了
大同心から横岳方面に少し進み大同心南稜基部方面に向かってクライムダウンと懸垂2回、大同心稜に合流し心地よい疲れと共に赤岳鉱泉〜八ヶ岳山荘へと下山した。