07年谷川岳−一ノ倉沢中央稜〜一ノ倉岳・南稜


2007年6月22日夜行〜24日


★ 梅雨とは名ばかりのカラ梅雨。予報を大きく裏切る青空の下、新人達が谷川の岩壁を駆け上がりました。
 それにしても雪が少なく、このままでは7月中旬にはヒョングリの滝が出て雪渓通しには行けなくなりそうです。
 今年も『幻の大滝』が出てきそうです。地球温暖化は『幻…』を幻でなくしてしまいそうです。


  初日(6/23)は津田/山下/中村、井上(哲)/石綿で中央稜へ。

   

 朝日を浴びた岩壁に向かって「さあ出発!」

 
    

 一ノ沢出合付近から雪渓が
出てきますが、対岸の衝立前
沢下山路から見てもこんなに
下に見えます。
 
    
  
    

  残雪が少ないの
で、テールリッジが
長く出ています。

 
 
    



  
    

  核心のピッチを快適に越えて
くる新人です。昨年の一ノ倉デビ
ューはガスっていてボンヤリ……
  今日は快晴で〜す!!  
    

  新人をフォローする新リーダ
ーは余裕しゃくしゃく。頭の中は
この冬にここをどうやって攻める
かでいっぱい。  
    

後続の井上(哲)/石綿組はピナクルで小休止。
  
    

  
    

   終了点から冬の偵察のため
 に懸垂岩経由で一ノ倉岳まで
 トレースします。  
    

   井上(哲)/石綿組は北稜下降のため
 ここで分かれます。
    

  懸垂岩からの懸垂下降。
  
    

  五ルンゼの頭への登りです。
  
       

 シロイワカガミ        ハクサンイチゲ
  
    

 ハクサンコザクラ
  

        

  一ノ倉岳の山頂に着いてヤレヤレ。
 
        
         

   二日目(6/24)は一ノ倉デビューの新人を連れて南稜です。
 井上(哲)/石綿組は中央カンテに行きました。


     
  馬の背リッジを気持ちよくリードして
来て、思わず笑顔が出てしまいます。
  南稜の最終ピッチは楽しい所です。ランニ
ングをしっかり取って「エィッ!ヤァッ!」
   
('07-06/30 アップ)