【山域・山名等】 |
八ヶ岳・南沢大滝
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【日時】 |
2000年12月16日(土)夜行〜17日(日)
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【メンバー】 |
牛頭 満・白根 武・鈴木真理子
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【詳細】 | 12/16(土) |
先週の9,10日には赤岳西面に5名の会員が入山したが、私は所用でキャンセルしてしまいメンバーに
迷惑をかけてしまった。ジョーゴ沢、裏同心ルンゼなど氷の状態はまずまずであったそうだが、冬型の
気圧配置がいまいち安定しないため冷え込みが厳しくなかったようだ。今回も、同様の感じであった。 17日の0時に美濃戸着、うっすらと雪が積もっていた。
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12/17(日) | |
6時起床、7時美濃戸を出発、8時過ぎに大滝に到着した。 先行3パーティー有り。冷え込みが弱いために既に氷の表面を水が流れている。氷の張り出しは例年より大きい。 今年の秋は雨が多かったので、気温さえ下がれば氷の出来は良いだろうと予想していたがその通りであった。 ただ、気温が下がりきらないので氷の質は良くない。 パティーの数も徐々に増えて、トップロープの数が上下で計5本程になってしまった。白根のリードで滝の中央部を登る。 セカンドで牛頭、ラストが鈴木とフォローする。 トップロープのセットには、十分すぎる位の心配りが欲しいものだが、混んでいる所でのトップロープは自粛して欲しいものだ。 滝の左端を、ガチンガチンのロープで懸垂下降し、ギアを整理して小滝下へ移動、遅い昼飯を摂る。 2時を廻ってしまったのでここで打ち切りとして下山する。4時過ぎには我が会秘密の風呂を貸し切り状態で入り、食事の後帰浜する。 氷の状態は最悪に近い物では有ったが、白根、鈴木は先週も入山しているし、牛頭は鷹取でのトレー ニング成果がバッチリと現れて、楽しいクライミングが出来た。シーズン初めは、氷の状態が悪いのは 当たり前の事と言えるので事前のトレーニングは、大変有効だ。それにより安全に、楽しくクライミング することが出来ると思う。今回の山行はまさにそれを裏付ける結果となった。又、他のパーティー の人たちは、落氷に対する注意が甘い気がした。先週のジョーゴ沢でも怪我人が出たそうだし、今回も かなり危ない状況が有ったが、幸いにも痛い思いをした程度だったらしく幸いだった。 楽しい思いだけが残るような山行を重ねたいものだ。
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(追記) 12月23日は鷹取山の予定でしたが、白根が仕事の都合で出掛けられないとの連絡を受けて
急遽、山下のパートナー役に決まり、南沢大滝へ出掛けました。 大滝取り付きに8時着、パーティーは我々だけでした。先週より若干発達した氷も気温がいまいち下が らないため、状態は先週同様にあまり良くなかったです。先週登れた中央部がシャワー状態でだめでし た。下部を山下がリードして左側の氷穴へ、その後を牛頭がフォローしてそのまま上部をリードしました。 山下を迎えて、トップロープをセットして懸垂、中央部を避けて左側2回、右側1回のトップロープ練習をして、 人が増えてきたので打ちきりとして、下山しました。美濃戸着2時30分 本日は先週とは打って変わって、貸し切り状態での練習が出来ました。こんな事も有るんですね。
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