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ガスカートリッジを使っていると「次の山行に持って行くにはチョット心許ない。でも、カートリッジを
2個持って行くのは邪魔だ。」とか「EPIのエキスペディションガスはチョット内容量が少ない。」「110g入りのカートリッジは
便利だが、何個も買うとちょっと不経済な気がする。」といった不満が出てきます。ここではそんな不満を解消する『家庭での
ガスカートリッジ再充填法』を教えちゃいましょう。
※ ただし、ガスの再充填は正しいガスカートリッジの使用法ではありませ
んので、あくまでも個人責任で行って下さい。 また、再充填による事故につきまして当方はいかなる責任も負いませんので悪しからず。
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まず、左写真の右側にあるようなイワタニプリムスで出している「ガス注入アダプター」なる物を2個用意します。(これが今でも手にはいるか
どうかは不明です。もともと、ガスカートリッジをライターの充填用ガスの様に使うための物らしいが、本当の使用法は良く分かりません。)
このアダプターを付けるとアダプターのノズルを押し込んだときにガスが出るようになり、市販のライター
充填用ガスボンベと同じになります。
もう一つ用意する物はアダプターのノズルをつなぐパイプです。今回はライターガスのボンベに付いてきた塩化ビニルのアダプターを使いました。
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次に充填される側とガスを供給する側のカートリッジにアダプターを取り付けます。(右写真参照)
※ ガスカートリッジの再充填にはカートリッジのバルブの状態が重要になります。ここにゴミが付いているとバルブの気密性が悪くなりガス漏れ
につながりますので気を付けて下さい。(もっとも普段の使用においても同じ事で、軽量化のためにカートリッジの蓋を外して持ち歩くなどと言うこ
とはやめた方が良いでしょう。)
これらの作業中に少量のガスが漏れます。(カートリッジにヘッドを付ける時に「プシュッ」という程度の量ですが・・・) 家族から「クサイ!」
と不評を買いますので換気扇を回してやりましょう。
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アダプターを付けたら、充填される側のカートリッジは出来るだけ低温になっていた方が内部圧力が低くなって良いので冷凍庫で冷やします。
また、ガスを供給する側のカートリッジは内部圧力を高くするために、お湯を張ったバットに入れます。
※ この時、お湯の温度が高すぎるとカートリッジの破裂などの原因になり危険です。せいぜい手で持てる程度の温度(40℃位が良いとこかな)にしておきましょう。
もちろんノズルに水が付いたりしないように気を付けて下さい。 カートリッジ内部で水滴が凍ったら、バルブが目詰まりして使い物にならなくなってしまいます。
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充填されるカートリッジが十分に冷え、供給する側も暖まったらプラスチックのアダプターをノズルに付けて両者を接続します。
※ 当然の事ながら充填されるカートリッジが下で、供給する側が上です。
グッと押し当てるとノズルが押し込まれ、「キューン」という音と共にガスが注入されて行きます。圧力が均衡してくるとガスが入りにくくなって音が小さくなってきます。
再び充填される側のカートリッジを冷やしたり、供給側のカートリッジを暖めたり振ったりして圧力差を大きくして充填を続けます。
ガスの充填に当たっては注入量を知るために、あらかじめ空になったカートリッジの重さを計っておくと良いでしょう。一応、メーカーで入れて売っている時のガスの
量が安全の目安だと思います。EPIのエキスペディション用はガスの成分が異なるため気化しやすく内部圧力が高くなりやすいです。そのためカートリッジ裏のカーブ
がきつくなっていて内容量が少なくなっています。無理に多くのガスを入れるのは事故の原因になるかも知れません。
私がやっているのは次のパターンです。
・ スノーピークの110gカートリッジにEPIのエキスペディションカートリッジ
と夏用の赤色カートリッジから、その時の山行先の気温に合わせてブレンド
して充填
・ イワタニの気化促進機構付のTカートリッジに寒冷地用Wカートリッジ470g
から充填
・ EPIの気化促進機構付の金カートリッジに寒冷地用の黄色カートリッジか
ら充填
※※ ガスは危険物です。くれぐれも取り扱いに気を付けて下さい。
・ガスカートリッジにサビ等が出た物は使用しない。
・寒冷地用ガス等を入れた物は運搬時の温度管理に気を付ける。
・バルブ付近をいつもきれいに保ち、運搬時はキャップを付ける。
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