津田・高橋・鈴木はアメリカより無事帰国しました。 アメリカに行くに渡り、いろいろな情報やアドバイスをいただき、ありがとうございましたm(_ _)m とても助かりました。 のちほど報告書的なものを提出できたらと思いますが、簡単に概要だけ記します。 ●7/28 昼過ぎにロス到着。Mojaveのモーテルまで移動。 ●7/29 ローンパインの街まで移動。ビジターセンターで登山許可の取得(事前に高橋さんがネットで取得済み)。山道具屋のジョンに現地情報を聞く。カリフォルニアは例年にない多雪だったようで、遠目にも下降路の池ノ谷ガリー(そう私は呼んでいた)は雪が詰まっており、アイゼン・アックスなし、アプローチシューズの私たちは不安になるが、とりあえず行けるところまで行ってみようということになる。モーテル泊。 ●7/30 残雪の影響か、最初の渡渉点での水量に心が挫けかけるが、能天気なアメリカ人クライマーに助けられ、無事BCのアッパーレイク3800mまで。体を慣らすために4000ぐらいまで上がって取付きの下見。それにしても、まるで日本では無いような景色にさっそく感動(実際日本では無い)。 ●7/31 無事、イーストバットレスから完登。感動。この高度ということを考えれば適度な難易度のクライミングで48州最高峰に立てるという完璧な感じに、一同感動。下降は雪が例年より多く、それを避けながら下降。かなり気が抜けない下降だった。高山病の影響で頭痛が激しい者も。一段下の3400付近までテントをおろす。 ●8/1 晴れやかな気分でローンパインの街まで下山。マンモスレイクスに向けて移動。ビショップでモーテル泊。 ●8/2 マンモスレイクスの街に移動しキャンプ場にテントを張って半日休養。やはり慣れない高度のためか、登山の疲れが抜けきらなかったので(個人的には)、休養にしてよかった。 ●8/3 フェアビュードームのレギュラールートへ。北米50選に選ばれてるだけあって、非常に良質のマルチピッチ。ドームの頭からの眺めも非常に素晴らしく、感動。 ●8/4 若干山奥のマテス・クレストへ。迷いながらのアプローチに約4時間ほどかかる。延々とゴジラの背のような稜線をトラバースし続ける異色のルート。最後の方は少し飽きた 笑 行動時間が長くなり、疲れてしまったので、アプローチが遠いバレーはカットし、翌日はレストになる。 ●8/5 シャワーを浴びたり、洗濯。 ●8/6 カセドラルピークへ。硬い綺麗な花崗岩で、好きなようにルートを引ける。人気ルートのようで、多くのパーティが取り付いていたし、フリーソロもチラホラ。山頂付近で見納めとなる雄大な景色を堪能してから下山。 ●8/7 ロスまでルート395を南下。Patagonia本店に行ってからモーテル泊 ●8/8 朝の便でアメリカ出国。ロスの朝は6時ごろから渋滞‥。 初めての土地で勝手が分からず、苦労はしたけど、良い経験ができました。日本では、なんとなく勝手がわかる山域も少しずつ増えてきていたので、Mt.Whitneyのような手探りで登山をするのは久しぶりで新鮮でした。アドバイスをくれた方、一緒に行ってくださった方、ありがとうございましたm(_ _)m 【鈴木】 |