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12月29ヤ〜3日
北アルプス・槍ヶ岳北鎌尾根



01/02 09:46
 槍ヶ岳北鎌尾根の福田・石綿は昨夜01時に下山しました。現在、北塩尻の健康センターです。 山行の詳細は別途報告します。
【石綿】


01/02 11:46
 お疲れ様でした。無事で何より。
 新穂高から涸沢岳西稜にトライした某パーティーが林道ラッセルで取付敗退だったそうですので、 槍を越えても下山も大変だったかも です。
【山下】


01/02 13:55
 無事下山、お疲れ!
【太田】


01/03 16:21
 北鎌隊、無事の下山、おめでとう。
【杉山】



01/04 20:16
 槍ヶ岳北鎌尾根隊詳細(抜粋)
 最高到達点 2,397m(P4手前)

●12/29(木)
 19時に集合・出発。0:30葛温泉着。仮眠。

●12/30(金) 葛温泉〜水俣川左岸 晴れ/雲り
 5:00起床、7:00出発。葛温泉ゲート前に軽トラの登山補導員が居り、計画書を提出する。  「七倉の補導所は今冬開設していない」また、「入山者は、昨日は北鎌尾根に1パーティー、硫黄尾根に2パーティー」とのこと。
 七倉手前で、信濃大町駅から夜中歩いて来たと言うソロの若者と出会う。トンネルでテント泊し烏帽子岳へ向かうとのこと。高瀬ダムまで前後して歩く。  高瀬ダムまでは除雪されており、歩きやすいが雪の下は所々アイスバーンの為、チェーンアイゼン着用する。 高瀬ダムからはトレースされており、トレースに沿っての歩き。 吊り橋の先で最初の渡渉の為、渡渉装備(福田は釣り用ウェーダー、石綿は厚手90gビニールと保護用にナイロン袋、太輪ゴム) を身に付け、『P2取り付きまで』を合言葉に進むが、ヘッテン渡渉は距離が稼げない。
 トレースを失いワカンラッセル、また渡渉も危険な為、19時中東沢手前の水俣川左岸で幕営。
●12/31(土) 中東沢手前〜P4手前 曇り/小雪
 5時起床、7時出発。本日はP4・P5のコルを目指す。
 明るくなると、トレースを辿り、渡渉では深さも探りやすい。 最深太腿程の渡渉であった。が、渡渉装備にチェーンアイゼンが良くなかったようで、山靴に浸水してしまう。
 P2取り付きに到着すると、4人組がいて更に2パーティーが先行しているとのこと。我々も渡渉装備を解除し後を追う。
 P2へは緩い登りが急登へ。右側大岩に圧迫される地点で4人組に追い付く。 話しを聞くと、「名古屋の山岳会で、今日はP2まで行ってみて、先を判断する」とのこと。
 我々もロープを出し、福田リードで40m1ピッチ。解除し30分程でP2へ至る。 P2過ぎで2人パーティー、P3手前で2人パーティーが、下山してくる。 P3手前ですれ違ったのパーティーは「4・5のコルで幕営していたが、ガスに覆われてた為下山してる。 先行してるパーティーもいる」とのこと。
 P3を超え、17:15 P4手前の2,375m地点の天井沢側の斜面を切ってテントを張る。風の影響も避けられた。
 テントで靴を脱ぎ中敷きを取り出すと、先端が凍っている。 水作りを終え、夕飯を食べながら、石綿の靴の状態を伝える。 両足浸水しており、稜線歩行は危険と伝えて、今回はここまでで下山と決める。 (福田さんは調子良さそうなので、本当に申し訳なかった)

●1/1(日) P4手前〜葛温泉 雪
 5時起床、7時出発。P2下りで懸垂4ピッチ交え取り付きに下りる。 再び渡渉装備を付け出発。計11回?の渡渉で湯俣へ。 渡渉装備を解除すると、再び靴が凍る為、そのままで歩くことにする。 福田さんは、往路はアルパインクライマーソックスにウェーダーだったが、冷たかったとのことで、 復路はクライマーソックスにテントシューズを着用。
 私は靴の凍結、福田さんは温泉恋しさに、今夜のうちに葛温泉を目指すことに。
 中東沢手前のへつりの手前辺りで2人組に追いつく。昨日P2の先ですれ違ったパーティー。 「渡渉の度に山靴を脱ぎ履きしている。一回の渡渉で履き替えに20分掛かる」とのこと。
 ヘッテンで、無名避難小屋到着(少し上がった沢で水が得られる)。 お湯を沸かし大休止しようと小屋に入ると先客のテントが。暫くすると、二人組も入って来る。 先客は昨日P3手前のパーティー(東京鵬翔山岳会)で、 後からの2人のうちの1人は福岡の『星と焚火』に所属しており、2018年の冬にソロで硫黄尾根を歩いたとのIKさん。 御齢60。色々お話しさせてもらったけれど、福岡弁がカッコ良い!また、何処かのお山で再会したい。
 1時間ほど無名避難小屋でくつろぎ、名残り惜しくも下山に取り掛かる。なんとか葛温泉に 1時に辿り着く。
 塩尻北の健康センターへ 3時前に到着。日本酒と風呂!仮眠!

●1/2(月) 塩尻北〜福田宅
 10時、健康センター出発。16時福田宅、解散。
【石綿】