12/28 10:53 南岳西尾根の蛭田・佐々木はこれから入山します。 新穂高温泉は先程まで地吹雪でしたが、少し風が弱くなったようなので様子見ながら行ってきます。 (穂高平小屋付近から敗退してきたパーティもいました) 【蛭田】 12/28 11:24 だいぶ天気がヤバそうです。凍傷に気を付けて楽しんで来て下さい。 【山下】 12/30 13:00 南岳西尾根隊の蛭田・佐々木は下山しました。 これから温泉に入りお肉を食べに行きます。 詳細は改めて報告します。 【佐々木】 12/30 22:13 南岳西尾根隊は槍平で敗退しました。 以下詳細 ●27日夜 仮眠予定地の道の駅に雪が降り積もっていた為、新穂高センターに直行。 ところが駐車場はまだ除雪されておらず、センターの前に停車し車内で待機。 ●28日 駐車場が除雪されるまで待機。 出発時刻が11時になったので目的地を滝谷小屋までとする。 雪が降り風も強かったが白出沢出合までは順調。 涸沢岳西尾根の取付きから先はトレースが消えておりここでワカンを装着。 夕方から雪が止み、明瞭なトレースが出現し楽になる。 17時頃、滝谷小屋に到着。単独の登山者が扉の除雪を終えた直後だった。 小屋内は寒く、雰囲気は不気味であまり眠れなかった。(テント未使用) ●29日 快晴。7:30頃しぶしぶ出発。 単独の登山者を交えて、3人で先頭を交代しながら前進。膝上〜腿まで沈む。正午前から雪が降り始める。 14時頃、槍平小屋に到着。数分後、後続パーティーが続々と到着。1時間程度で小屋は満員。 数えてないが、外にはテントが6張程。夕方から降雪量増加。 蛭田さんは水場掘り。佐々木はトイレのドアを掘り出して18時頃に就寝。 ●30日 快晴。南岳に登るパーティーは無し。 雪が多すぎるので1日で山頂まで登るのは無理。翌日は天候が悪化する可能性が高い為、撤退決定。 8時下山開始。 東の稜線の雪煙が凄まじい。情け無いことに、登らなくて良かったと安心してしまう。 途中で中崎尾根隊に遭遇。応援するつもりだったが失敗。 12時頃、新穂高センターに到着。お疲れ様でした。 感想 今回、槍平敗退という不本意な結果に終わりましたが、槍平までラッセルという貴重(?)な体験はできました。 終日ラッセルを現地で経験し、効率的なラッセルやルートファインディングなど技術の向上を図ることができました。 今後、僅かな機会でも完登できるように技術の向上や精神面を強化していきたいと思います。 【佐々木】 |