12/26 18:45 無線の周波数は○×△.◇MHz 定時交信 17時、18時、19時の3回にしましょう。 【山下】 12/28 06:42 前穂北尾根の山下・津田・蛭田は今、釜トンネルでこれから入山します。 昨日は雨の為、松本付近でカモシカに行ったり、映画を見たり、図書館に行ったりしてブラブラしてました。 気を付けて行ってきます。 【蛭田】 12/28 17:06 前穂北尾根隊は慶応尾根のパノラマ新道コルで幕営中です。 通話相手がいなさそうなので、無線は使用しません。 本日は風もなく一日中穏やかな晴天でした。 【山下】 12/29 17:05 前穂北尾根の山下・津田・蛭田は三・四のコルで幕営しています。 他に1パーティ幕営しています。後続にも1パーティいます。 午後から雪が降り出しきて、今も降っています。 明日は穂高岳山荘を目指します。 【蛭田】 12/31 17:54 前穂北尾根の山下・津田・蛭田は無事下山しました。 詳細報告は下記の通りです。 ●1日目 (28日)晴れ 釜トンネルより入山。慶応尾根上(パノラマ新道と慶応尾根の交わる辺り)で幕営。静かな夜でした。 ●2日目(29日)晴れのち雪 強風 慶応尾根の幕場からヘッデンでスタート。先行者のトレースに助けられる。雪がしまっていて歩きやすい。 四峰の登りの途中で、先行の二人組に追いつき、先に行かせてもらう。 三・四のコルで幕営。 降雪によりテントが埋まりそうになり、夜間に除雪を3回程する。 ●3日目(30日)晴れ強風 三峰の登りからスタートする。1番に取り付く。 昨晩の降雪により、岩に雪がベッタリ乗っていて悪い。三峰から前穂の山頂までロープ出しっ放し。トライカムが、有効だった。 例の四峰まで先行していたの二人組は、三峰の頂上直下で三・四のコルに戻り、前穂北尾根を同ルートで下降したと思われる。 前穂高岳山頂で幕営。 ●4日目(31日)晴れ強風 明神岳経由で下山を試みるが、あまりの強風で断念する。冬は禁断の重太郎新道下山に変更した。 雪崩に注意してリッジ沿いのルートをライン取り、懸垂を5回交えながら安全圏の岳沢小屋に着き一安心した。 釜トンネルでタクシーがつかまらず、津田さんがヒッチハイクに成功!(パタゴニアの広告みたいに?)し無事に沢渡の車を回収できた。 山下さんと津田さんに助けられ、念願の前穂北尾根を登れ、充実の正月合宿となりました。 【蛭田】 |