山行報告


【山域・山名等】

韓国 雪嶽山(Mt.Soraku)
−横浜山岳協会韓国交流山行−
【日時】

2000年10月06日(金)〜11日(水)

【メンバー】

牛頭 満、他11名

【ルート】06日(金) 成田〜ソウル〜ウイジョンブ
 07日(土) ウイジョンブ〜ソラクドン
 08日(日) ソラクドン〜ピソンデ〜ショウチョンボン〜(ダエチョンボン往復)〜チュウチョンボン
 09日(月) チュウチョンボン〜恐龍稜線〜ピソンデ〜ソラクドン
 10日(火) ソラクドン〜ウイジョンブ(市長に表敬訪問、地元山岳協会メンバーと親睦会)
 11日(水) ウイジョンブ〜成田


【詳細】10/06(金)
   成田17:40発のUA881便にてソウルへ、空港ではウイジョンブ市役所の車で山岳 協会の数名のメンバーが出迎えてくれた。
 その車にて一路ウイジョンブへ、宿に到着後直ぐに近くの食堂で、歓迎会を兼ねた 食事会が有り協会メンバー10数名が同席して盛り上がった。

  
 10/07(土)
   今回の山行をガイドしてくれる崔(チェイ)さんの案内で、朝飯を食べに宿を出て24時間 営業の食堂に行く。 食後、ウイジョンブ駅近くの協会事務所に荷物を移動して登山の 支度をしながら、後続のメンバー2人の到着を待つ。
 12時過ぎに到着した2人と共に、13時に貸し切りバスにてソラクドンへ出発。 途中、松茸を購入したりして、ソラクドンのコンドミニアムに19時到着。
 宿の近くの食堂で夕食を取り、部屋に戻って松茸2kgを12人で平らげる。
   (ちなみに、松茸は2kgで1万円也)

  
 10/08(日)
   5時起床、6時出発。 途中朝飯を取り、ソラクドンの公園ゲートを8時出発。
 紅葉の時期とあって、朝早くからもの凄い人出だ。千仏洞渓谷ルートを黙々と歩くが なにせ、もの凄い人出に圧倒されっぱなしで気が疲れることはなはだしい。
 松の緑と、紅葉とのコントラストを楽しむ余裕もないくらいの人混みの中を、汗を拭き拭き 辛抱の一文字である。(後日知った事だが、この日の人出は5万人に達したそうだ) 7時間唯ひたすら登って、今夜一晩やっかいになる中青峰(チュウチョンボン)と大青峰 (ダエチョンボン)の鞍部にある山小屋に到着、すぐさま空身でダエチョンボンの頂上に足跡 を印す。
 (ダエチョンボンは韓国の最高峰であり、標高は1708m)
 東には東海(日本海)が手に取れる様な近さに見える。21時の消灯まで昼間の話題 に盛り上がったが、横になれば周りからすぐにいびきの合唱が始まった。

  
 10/09(月)
  5時半起床、6時出発、まだ暗い中を出発する。足下が苦労なく判るくらいの明るさに なるのは7時直前になってである。
 15分でチュウチョンボンの頂上、足ごしらえを確かめなおして昨日苦労して登ってきた稜線 を下る。権金城(クオンケムソン)にて遅い朝食を取るために大休止。
 この先から、いよいよ恐龍稜線が始まる。1275ものピークがあると言われる、稜線に 見事な道が付けられていて、気の抜けない箇所の連続である。
 日本の、瑞牆山か昇仙峡を大きくして、更に沢山並べたといった感じの山域である。
 天気は昨日に続き最高だし、紅葉も随所で見事なコントラストを見せてくれるし、なにも言う こと無しである。更に、このコースは健脚向きの上級コースと言うだけ有り、人の数も昨日 にくらべ格段と少ない。黙々と登り下りを繰り返し昨日の雑踏が嘘のようなピソンデに下り 立った。小雨が降り出した中、途中の茶屋で地元の濁り酒で乾杯をする。 本日の行動時間10時間也。
 直ぐさま、コンドミニアムに引き返し、地階にある大浴場に飛び込み疲れを取る。
 今日の夕飯はソクチョの漁港近くの食堂で海鮮料理を賞味する。

  
 10/10(火)
   コンドミニアムを7時出発、一路ウイジョンブへ、途中の食堂で、豆腐チゲの朝食。 12時30分に協会事務所に戻る。別行動の和田さんを待つ間に着替えを済ませ、合流 の後、事務所にビビンバの出前を頼み昼食とする。
 今日は、14時に市長に表敬訪問する予定が有るので、昼食もそこそこに事務所を出発する。 ウイジョンブは市制29周年のお祭りが行われており、今日10日はその最終日と言うことで 市庁舎前の広場では沢山の人出でごった返していた。
 市長は、日本語の大変堪能な方で、気さくな好紳士であった。その後、議長にもお目に かかり、市庁舎内部で開かれていた「文化祭の展示品」を鑑賞してから事務所に戻る。
   今日は、韓国最後の晩であり、19時から親睦会があるが、その間の2時間ほどを市内見物 に使うことが出来た。メンバーは各々キムチ等の土産の購入に励んでいた。
 19時からの親睦会は、地元の協会メンバー15名程と、我々12名との盛大な飲み会となり、 宿に帰ったのは22時過ぎであった。

  
 10/11(水)
   宿を7時に協会メンバーの高級車で出発。金浦空港にて日本での再会を約束して別れ 機中の人となる。成田到着後解散となり、各々バス、列車に分かれて帰浜した。

  
 感 想 
   韓国山岳会京畿道支部と横浜山岳協会の姉妹提携15周年の記念訪韓登山であったが、 天気に恵まれ、そして何より、地元メンバーの方々に大歓迎してもらってのソラクサン登山は 大変に愉しいものでした。このような機会が、更に多く持たれ、相互の交流がもっと頻繁 に行われたらどんなに素晴らしいことか、と心から感じています。今回は、全行程を通じて 崔(チェイ)さんには大変に世話になり、お礼の言葉も無い状態です。
 崔さんが来年70歳になるのを機会に日本に又来たいとおっしゃっていたので、「奥様と同伴 で是非いらして下さい」とメンバー一同でお誘いした。今から来日が楽しみである。


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('02-08/25)