8月23〜27日
北海道・忠別川クワウンナイ川




 クワウンナイ川に入っていた山下・鈴木・他1は無事下山しました。
 入山前夜まで大雨で、入渓した日のクワウンナイ川は平水の15センチ増しで濁っていました。 古い林道が終わるポンクワウンナイ川出合いより河原に降りて、200メートル進んだ所で渡渉困難となり幕営となりました。
 翌日、水位が平水の5センチ増しまで下がり何とか二俣まで行くことが出来ました。水量が多く、その間皆1〜3回流されています。 二俣では夕方からどしゃ降りとなり薪を集めたものの焚火もできず、二俣でクワウンナイ川と合流しているカウン川は茶色の濁流となりました。
 昨日の朝になって雨はやみましたが水位が下がらず、撤退は不可能。平水+5〜7センチのクワウンナイ川を登るしかなくなりました。 何とか流されずに抜けることが出来ましたが、稜線は霧雨で風が冷たく低体温症を起こしそうでした。 そのためトムラウシを割愛してヒサゴ沼の避難小屋へ行きました。小屋は貸し切りで、中にテントを張り荷物を広げ乾かし 大変快適でした。
 今日は朝から良い天気で、今回の山行初のお日様を見ました。避難小屋からのヒサゴ沼は絶景でした。 長い下山道を飛ばし、何とか明るいうちに下山出来ました。
 ただ、昨日ヒサゴ沼の避難小屋に向かう途中、山下がガレ場で転倒し、左手小指の第一関節を脱臼骨折(か?)しました。 明日、皆が旭山動物園に行っている間に整形外科に行って来ます。
【山下】