12月16ヤ〜17日
八ヶ岳・峰の松目沢


 八ヶ岳・峰の松目沢の山下・工藤組は先程無事下山しました。
 天候はよく晴れました。 リード練習を交えながら最後の大滝を迎えました。 バーチカルは短いとは言え氷が硬くて全力で上り力をつかい果たしました。 その後は赤岩の頭まではラッセルでした。 すごく充実した1日でした。
【工藤】

 峰の松目沢は11/28(日)には遠目に凍っていたようですが、12/3の暖かさですっかり氷が見え なくなっていました。 ここ5日間ほど寒かったのと、裏同心ルンゼはすごく込みそうだったので回避の意味で行ってみました。
 結論から言うと全部の滝が結氷していて登れました。
 この日入ったのは我々1パーティーのみ。 ゆっくりと静かに新人のトレーニングができました。 ライン取りにもよりますが、F1〜F4までは手頃です。
 本流を詰めてF7(F8?)の横に広い立った滝はまだ氷柱(ツララ)の集合体です が左の日陰側がしっかりしていて登れます。 氷柱の下には12/3に落ちた氷柱の残骸が転がっていました。 日当たりの良い南向きの沢なので、午後になるとこの滝の日向になる右側は水流 が出て岩と氷が離れているようでなかなか精神的に悪そうです。
 峰の松目と赤岩の頭の間のコル(出るところはオーレン小屋分岐より峰の松目側 1/3位のところ、と言うより峰の松目直下)からはラッセルですが、雪が中途半端 で赤岩の頭手前がハイマツとシャクナゲの藪コギになっていて大変でした。
※峰の松目沢の地図を「資料集」にアップしてあります。
【山下】